水虫・爪水虫
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水虫は白癬菌(はくせんきん)というカビが、皮膚のいちばん外側の角質層付着して繁殖して症状を引き起こします。
湿度のあるところを好む菌ですので、 蒸れやすい足は格好の増殖場所ですが、条件さえ揃えば陰部や脇・手・毛穴など、他のどの場所でも増殖します 。
水虫を治療しないままだと、かかと付近の皮膚が分厚くなって固くなったり、爪水虫(爪白癬)といって爪に白癬菌が感染すると、爪が分厚くなりもろくなってしまうものへと進行していきます。
症状が軽いうちに治療をしておくことが大切です。
水虫・爪水虫(爪白癬)の治療
水虫を完治させるには、患部が治ったように見えても水虫菌がいなくなるまで塗り薬を3~4ヶ月しっかり継続する事が大切です。
予防には、足を石鹸で優しく洗い清潔を保つこと、通気性の良い靴を2・3足交替に履くこと、スリッパやバスマットの共用はしないことなどが有効です。
爪水虫(爪白癬)は外用剤のみではなかなか治らないため、内服治療が基本になります。個人差はありますが、1~2年は続けて内服が必要になります。
内服中は2~3か月に一回の割合で血液検査が必要になります。